NY株反落、157ドル安 米長期金利の高止まり嫌気

ニューヨーク証券取引所のトレーダー=9日(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比157.85ドル安の3万7525.16ドルで取引を終えた。米長期金利が比較的高い水準で高止まりしているのが嫌気され、売り注文が優勢となった。

 ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期を予想するのに注目されている米消費者物価指数(CPI)の発表を11日に控えて様子見ムードも強く、下げ幅は限られた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は3営業日続伸し、13.94ポイント高の1万4857.71。

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