佐々木蔵之介「家族を失うのが怖かった…」お父さん命がけの大逆転劇なるか!?『映画 マイホームヒーロー』予告編

「ヤングマガジン」で人気連載中の漫画「マイホームヒーロー」を、佐々木蔵之介、高橋恭平(なにわ男子)、齋藤飛鳥、木村多江ら豪華キャスト共演で実写化し、2023年10~12月に放送されたドラマシリーズの完結編となる『映画 マイホームヒーロー』が、3月8日より公開される。このほど、予告編と本ビジュアルが披露された。

愛する家族とただ平穏に暮らしていくことだけが生きがいだった、ごく普通のお父さん“鳥栖哲雄”は、ある日、娘の彼氏を殺して“殺人犯”になってしまう…。一線を越えてしまった哲雄を待ち受けるのは、冷徹で残忍な“闇社会の半グレ組織”だった。“娘を守るために”殺人犯になった父。夫の秘密を守り、支える妻。そして何も知らない娘。推理小説オタクの“ただのおじさん”は、家族を守るために命を懸けた絶対に負けられない闘いに挑む。

映画版の新キャストとして、半グレを束ねる狂気のラスボスに津田健次郎のほか、宮世琉弥、立川談春、板倉俊之(インパルス)、大東駿介、西垣匠、金子隼也ら個性豊かな実力派が顔を揃える。

映画版の主題歌はTVアニメ『呪術廻戦』第1期第1クールオープニングテーマで話題を集めたEveが書き下ろす「インソムニア」に決定。本作を鑑賞し、楽曲制作を行ったEveは、「いわゆる”普通”とは違う家族の形が描かれていますが、取返しのつかないことをしてしまったどうしようもない人間なのに娘にとってのヒーローで在り続ける姿には、どこか人間らしさを感じられて見入ってしまいました。日常と非日常の対比、ジェットコースターのようなスリリングで緊張感のある展開に最後までハラハラしながらいつの間にか画面に釘付けになっていました」と本編を絶賛。そして、疾走感溢れる楽曲は本作で大ピンチの連続に陥る哲雄の状況にシンクロしているようにも感じられるが、Eveは完成した楽曲と本編を振り返り、「まさにこの映画を体現したような曲に仕上がりました。作品が無ければこの曲はここまで連れていってもらえていなかったと思います、映画と合わせてどうぞご期待下さい」とコメントを寄せた。

主題歌が使用された予告編。ドラマの最終回から7年後に土砂崩れによって発見された鳥栖哲雄が隠した死体。それをきっかけに、死体とともに消えた10億円の行方を追っていた半グレ犯罪組織間野会のトップ・志野は哲雄の関与を確信し、哲雄に近づく。さらに7年前の出来事を知らずに「犯罪者は許さない」という強い正義感を持って警察官となった娘の零花も、この出来事をきっかけに父と犯罪組織との関わりに気付き、父【殺人犯】VS娘【警察官】VS半グレ犯罪組織、7年の時を経て、壮絶な構図の物語が完結に向かっていく…。

10億円を狙う志野からナイフを突きつけられ拷問を受ける哲雄。愛する家族とともに炎に包まれる我が家を絶望の表情で見つめる哲雄。警察からも、半グレからも徹底的に追い詰められる哲雄。そこに哲雄の過去の秘密を知る謎の青年・大沢が近づく…切り取られる哲雄の全シーンが壮絶を極める超ギリギリの連続。そして予告編のラストでは“最後の敵”となってしまう“最愛の娘”に銃を向けられる衝撃のシーン。「家族を失うのが怖かった」その一心で数々の絶体絶命の状況を切り抜けてきた父・哲雄と娘・零花に一体どんな結末が待ち受けているのか!?

主演の佐々木蔵之介も、「ドラマでは哲雄は娘を守るために、殺人を犯してしまい、家族を守るために半グレと戦いました。そして、7年の時を経て、容疑者となった自分と娘への思いの葛藤が描かれ、さらに前にもまして知恵を出して半グレと戦います。サスペンスと家族愛、どちらもさらにスケールアップしているので楽しみにしていただきたいです」とドラマからスケールアップした映画に期待を込めてコメントを寄せている。

『映画 マイホームヒーロー』
2024年3月8日(金) 全国公開
監督:青山貴洋
原作・漫画:山川直輝・朝基まさし「マイホームヒーロー」
脚本:船橋勧
出演:佐々木蔵之介 齋藤飛鳥 高橋恭平(なにわ男子) 宮世琉弥 板倉俊之(インパルス) 大東駿介 淵上泰史 西垣匠 金子隼也 立川談春 神野三鈴 音尾琢真 津田健次郎 木村多江
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 娘の彼氏を殺してしまった鳥栖哲雄は、半グレ犯罪組織との熾烈な攻防を生き抜いた。あれから7年。平穏な鳥栖家の日常が、音を立てて壊れ始める。山中に隠したはずの死体が、土砂崩れによって発見されてしまったのだ。警察官となった鳥栖家の長女・零花は、哲雄に疑惑の目を向け始める。「7年前に彼氏を殺したのは、父かもしれない…」。一方、死体とともに消えた10億円の行方を探っていた半グレ犯罪組織のボス・志野は、再び哲雄に狙いを定めた。かつて哲雄の罠に落ち、すべての罪を着せられて逃亡生活をおくっていた恭一も再び姿を現す。父VS娘VS半グレ組織。最後の戦いが幕を開ける。父は家族を守る「英雄」か、それとも「犯罪者」か…。

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