世界の旅行先52カ所に山口市 米紙NYタイムズが選出

ライトアップされ浮かび上がる瑠璃光寺五重塔=山口市(2011年、有吉叔裕さん撮影)

 【ニューヨーク共同】米有力紙ニューヨーク・タイムズは9日までに、世界各地の旅行先の中で「2024年に行くべき52カ所」を発表し、日本の山口市を選出した。「西の京都とも呼ばれるが、観光客で混雑しておらず、約600年の歴史ある山口祇園祭も開催されている」と評価した。

 52カ所の1番目として、4月に北米の多くの地域で見られる皆既日食、2番目にフランス・パリ、3番目に山口市を取り上げた。

 山口市については、国宝「瑠璃光寺五重塔」や洞春寺の境内にある陶芸工房、昔ながらの喫茶店、湯田温泉などを紹介した。

 同紙は昨年「23年に行くべき52カ所」に盛岡市と福岡市を選出し、注目が集まった。

© 一般社団法人共同通信社