インフル・コロナ 2023年末の栃木県感染者数 インフルは減少傾向も警報レベル続く

 栃木県は、県内6つの保健所の管内にある76の定点医療機関から1週間に報告のあったインフルエンザと新型コロナウイルスなどの年末の感染者の数を1月9日に発表しました。

 インフルエンザの2023年12月25日から31日までの1週間に報告された感染者の数は1231人で、1つの医療機関あたり16.20人でした。感染者の数は前の週の1538人より減少しましたが、栃木県全体で警報レベルが続いていて、県は手洗いや咳エチケットなど感染防止対策を呼びかけています。

 年代別では、多い順に10歳未満が526人、10代が328人、40代が94人、30代が90人となっています。

 新型コロナウイルスの感染状況については、2023年末の1週間に報告された感染者の数は、414人でした。1つの医療機関あたりでは5.45人で前の週に続いて増加傾向です。

 クラスターは医療機関で3件高齢者施設で6件確認されました。

 風邪の一つ咽頭結膜熱も前週に引き続き警報レベルが続いています。1週間に報告された感染者の数は前の週の107人より減って95人でした。特に宇都宮市は3.55人と高くなっています。

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