広島市西区の住宅火事で3人死亡3人けが 家族7人暮らし 息子3人と連絡取れず

10日朝、広島市西区の家族が7人で暮らす住宅で火事があり、3人が死亡、3人がけがをしました。

音を立てて激しく燃える住宅。男性3人が犠牲になりました。

10日午前7時20分ごろ、広島市西区井口の2階建ての住宅に住む人から「炎が出ている」と通報がありました。

火は約4時間半後に消し止められましたが、木造2階建て住宅、約75㎡が全焼し、隣接する住宅2軒も一部が焼けました。

近くに住む人

「出てみて見たら「火がついている」というので、家のホースで水をかけていた。なにか音がしてから急にボーンとひどくなったからね。叫び声が聞こえて外へ出てみたら、火の手が2階の上から上がって家中が火だらけになっている。」

全焼した住宅には、両親と子ども5人のあわせて7人が住んでいたということです。

近所の人

「(両親と)話をする程度。別に普通じゃないかな。よくしゃべる人だと思う。」

この火事で20代の娘が重傷を負ったほか、70代の父親と60代の母親がけがをしました。

もう1人の娘は出火当時、外出中で無事でしたが、30代、20代、10代の息子3人と連絡が取れていないということです。

警察は、死亡した男性3人が、連絡の取れていない息子3人とみて、身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べています。

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