ホンダ、新グローバルEV「Honda 0シリーズ」のコンセプトモデルをCES 2024で世界初公開

画像(16枚)

ホンダは米国ネバダ州ラスベガス市で開催されているCES 2024において、2026年よりグローバル市場へ投入予定のEV「Honda 0シリーズ」を発表するとともに、そのコンセプトモデルである「SALOON(サルーン)」、「SPACE-HUB(スペース ハブ)」を世界初公開した。

●文:月刊自家用車編集部

Honda 0シリーズとは

「Honda 0シリーズ」とは、ホンダが新たなEVシリーズの開発にあたり「ゼロから全く新しいEVを創造していく」という決意をテーマに、ホンダがこれまでクルマづくりで大切にしてきた理念である「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」、「操る喜び」、「自由な移動の喜び」の更なる進化を目指すEVシリーズだ。ホンダはその第1弾となるモデルを、2026年より北米市場を皮切りに、日本、アジア、欧州、アフリカ、中東、南米と、グローバル各地域へ投入する。

Honda 0シリーズのフラッグシップコンセプトモデル「SALOON」

Honda 0シリーズの開発アプローチ「Thin, Light, and Wise(薄い、軽い、賢い)」を体現するフラッグシップコンセプトモデルが「SALOON」だ。

一目見て他との違いを感じさせる低全高でスポーティーなスタイルは、その魅惑的なデザインだけではなく、外観からは想像できないほどの広い室内空間も両立。

インパネはシンプルで直感的な操作が可能なHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)を採用し、洗練されたシームレスなUI(ユーザー・インターフェース)を実現。このような爽快な視界と、直感的な操作が可能なUIにより、ドライバーの感性に共鳴する楽しいドライビング体験の提供を目指している。さらに、ステア・バイ・ワイヤの採用に加え、ホンダ独自のロボティクス技術で培った姿勢制御などのモーションマネジメントシステムをさらに進化させることで、さまざまな走行シーンにおいてドライバーの思い通りのコントロールの実現を目指し、0シリーズのフラッグシップとして、EV時代における究極の「操る喜び」を追求している。

コンセプトモデル「SPACE-HUB」

Honda 0シリーズ共通のデザイン言語のもと、「人々の暮らしの拡張」を提供することをテーマに開発されたモビリティ。Thin, Light, and Wiseの開発アプローチにより、広々とした空間と見晴らしの良い視界を実現し、「ユーザーの『やりたい』に即座に応えるフレキシブルな空間を備えるSPACE-HUBが、人と人、人と社会をつなぐハブとなり共鳴を生み出す」という思いが込められている。

新「Hマーク」

新しいHマーク

次世代のEVを新たに開発するにあたり、ホンダ四輪車の象徴であるHマークを新たにデザイン。挑戦と進化を絶えず追い求めるホンダの企業姿勢や、両手を広げたようなデザインでモビリティの可能性の拡張、ユーザーに向き合う姿勢を表現している。
この新たなHマークは、Honda 0シリーズを含むHondaの次世代EVに採用される。

次ページ 【画像】この記事に関連する写真をすべて見る(全16点)

※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

© 株式会社 内外出版社