海で浮いている女の赤ちゃん見つかり死亡確認 釣り客が発見 警察が情報提供呼びかけ

松山港で女の赤ちゃんが見つかってから1か月となる10日、警察が、愛媛県松山市駅前で通勤客らにビラを配り、情報提供を呼びかけました。

10日朝、松山市駅前では松山西警察署の署員などおよそ25人が、あわせて1000部のビラを配り、情報提供を求めました。

赤ちゃんはちょうど1カ月前の12月10日、松山市大可賀の松山港に浮かんでいるのを釣り客が発見し、搬送先の病院で死亡が確認されました。

警察では、発見現場の近くなどでも情報提供を呼びかけてきましたが、これまでのところ赤ちゃんに関する有力な手がかりは寄せられていないということです。

(愛媛県警 永山雅高捜査一課長)
「本来であれば、お母さんの温かい胸に抱かれてこの正月を迎えるはずだったが、冷たい真冬の海で発見され、それができなかった。気になることがあれば是非、松山西警察署まで情報提供をお願いしたいと思います」

松山西警察署の連絡先は、089(952)0110で、警察では今後も広く情報提供を呼び掛けていくということです。

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