MLBネットワークが先発投手トップ10を選出 1位はゲリット・コール

MLBネットワークでは毎年、各ポジションの「現在のトップ10」を選出しているが、今年もその恒例企画が始まった。選手の個人成績に加え、攻撃面や守備面の各種指標、リサーチチームによる分析などをもとに、伝統的なスタッツと先進的なデータの両方を使ってランキングを作成。日本時間1月10日には先発投手のトップ10が発表され、昨季ア・リーグのサイ・ヤング賞に満票で選ばれたゲリット・コール(ヤンキース)が1位となった。今後3週間かけて各ポジションのトップ10が発表されていく。

MLBネットワークが発表した先発投手トップ10は以下の通り(カッコ内は昨年の順位)。

1 ゲリット・コール(圏外)
2 コービン・バーンズ(1)
3 ザック・ギャレン(圏外)
4 ジャスティン・バーランダー(2)
5 ブレイク・スネル(圏外)
6 ザック・ウィーラー(8)
7 スペンサー・ストライダー(圏外)
8 ローガン・ウェブ(圏外)
9 マックス・フリード(7)
10 ソニー・グレイ(圏外)

1位のコールを含め、10人中6人は昨年のトップ10圏外だった。コールは2022年に2位となっているが、2022年シーズンにリーグ最多の33本塁打を浴びるなど、やや精彩を欠いたことが影響し、トップ10圏外に。2023年に素晴らしい活躍を見せたことで、一気に1位となった。

昨季ナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したスネルも昨年のトップ10圏外だったが、今年は5位にランクイン。このほか、3位のギャレン、7位のストライダー、8位のウェブ、10位のグレイも昨年はトップ10圏外だった。

昨年1位だったバーンズは2位、同2位だったバーランダーは4位にランクイン。ウィーラーとフリードもトップ10以内をキープした。

なお、今後のトップ10発表予定は以下のようになっている(日付は日本時間)。

1月11日 捕手
1月12日 遊撃手
1月17日 右翼手
1月18日 二塁手
1月19日 一塁手
1月25日 左翼手
1月26日 中堅手
2月1日 三塁手
2月2日 救援投手

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