海上保安大学校が恒例の耐寒訓練実施 学生「現場でいかしていきたい」 広島・呉市

海上保安庁の幹部職員を養成する海上保安大学校で恒例の「耐寒訓練」が行われています。

あたりがまだ暗い午前6時。学生らが寮から一斉に飛び出し訓練が始まりました。

掛け声

「元気出していきましょう!いくぞー!おー!」

小雨の降るなか、学生らは寒さをものともせず重さ10kgもあるオールを漕ぐカッターや逮捕術などの訓練に挑みました。

269人が参加する伝統の「耐寒訓練」は、強靭な気力や体力などの育成を目的に毎年、寒さの厳しいこの時期に行われています。

初任科1年 桑名皐志郎さん

「厳しい自然状況の中で仕事をしていくことがあると思うので、こういう機会を生かして寒さであったり体力をつけて現場でも生かしていきたい。」

「耐寒訓練」は19日まで行われます。

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