テニス、試合数制限を試験導入 男女のツアー大会

 テニスで男女のツアーを統括するATP、WTAは9日、深夜に及ぶ試合が増えている現状を受け、1日の試合数を1コート当たり5試合に制限するなどの規定を試験的に今季のツアー大会で導入すると発表した。

 ATPとWTAの共同声明では試合数制限のほか、原則として午後11時以降は試合を始めないことが盛り込まれた。使用球についても来季から均一性の向上に着手するとし、ATPのガウデンツィ会長は「特に選手の健康とファンの体験で、現代の試合の要求に応え、進化することは不可欠」とコメントした。(共同)

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