県内死者206人 震災関連死8人目、安否不明は52人

住宅まわりの土砂を取り除く重機=10日午前10時35分、珠洲市大谷町

 石川県の10日午後2時までの集計によると、能登半島地震による県内の死者は同日午前から3人増え、206人となった。新たに輪島市で2人、能登町で1人の死亡が確認された。能登町で亡くなった1人について、県は避難生活や環境変化などから体調が悪化して亡くなった「災害関連死」とみられると発表。死因は明らかにしていない。

 今回の地震で、県が災害関連死と発表した人は珠洲市の6人、能登町の1人と合わせ8人目となった。

 10日午後2時時点で連絡が取れない安否不明者として、52人の氏名などが公表された。10日午前の公表から16人減った。内訳は輪島市41人、珠洲市7人、能登町1人、金沢市1人。

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