石川県穴水町出身の楽天・松井友飛投手が10日、練習中の楽天モバイルパーク宮城で取材に応じ、帰省中に能登半島地震で被災した経験を語り「僕は野球で頑張ることしかできないので、頑張りたい」と決意を口にした。
実家でのんびり過ごしていた時に「経験したことのないような揺れ」に襲われたという。家は食器が割れる程度の被害にとどまり、親族も無事だったが「家が倒壊していて、自分の住んでいた街とは思えない感じだった」と一変した景色に衝撃を受けた。
不安な思いを抱きながらも4日の夜に仙台へ戻り、6日からプロ3年目のシーズンに向け始動した。同じ石川県出身の島内らと、義援金の寄付も行った。