インフル患者、3週連続減 昨年末、前週比0.94倍

 厚生労働省は10日、全国約5千の定点医療機関が昨年12月25~31日に報告したインフルエンザ患者数は10万4612人で、1医療機関当たり21.65人だったと発表した。前週比0.94倍で3週連続の減少となった。警報レベルとされる30人を超えたのは5県だった。

 国立感染症研究所によると、全国の推計患者数は約76万9千人だった。直近5週間で検出されたウイルスはA香港型と呼ばれるAH3型が58%、2009年に新型として流行したAH1型が33%。

 都道府県別で1医療機関当たりの患者数が多かったのは宮崎44.86人、高知36.25人、大分35.66人。

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