広島の坂倉将吾捕手が10日、高知市内で練習を公開し「もう一度バッティングをしっかりやりたい」と打撃練習などに精力的に取り組んだ。
2021、22年は捕手と内野手を兼ね、21年にはリーグ2位の打率3割1分5厘をマーク。しかし正捕手としてチームを引っ張った昨季は打率2割6分6厘にとどまり打点、本塁打も前年を下回った。
オフは「効率良く、力強く振る」とのテーマでフォームを模索し、「あとは微調整」の段階に入っているという。今年も捕手で期待される25歳の左打者。「まだまだアピールしなければいけない立場。自主トレ、キャンプで成果を上げ、シーズンへ準備したい」と気持ちを引き締めた。