エスビー食品 洋風スパイス強化 アップサイクルも推進

エスビー食品(1923年創業)は101年目となる2024年のトピックスとして洋風スパイスの強化やアップサイクルの推進に取り組む。

同社は23年、創業100周年を記念し、社内外に向けた様々な企画を実施した。新たに制定したコーポレートメッセージ「そこに、スパイス&ハーブ」のもと「健康でしあわせな暮らしへの貢献」と「地球環境への貢献」を目指し、24年以降も様々な活動に取り組む。

洋風スパイスに関しては、1953年の洋風スパイスシリーズの発売以降、「スマートスパイス」「有機スパイス」「SPICE&HERB」などの商品を通じ、日本の食卓への浸透を図ってきた。より多くの人に洋風スパイスを身近に感じてもらい、その魅力を楽しんでもらうため、12年ぶりとなる洋風スパイスの新ブランドを発売する。

アップサイクルに関しては、商品の製造過程で廃棄される鶏肉の部位を使用し、素材のおいしさを引き出したスープのテスト販売を開始する。新たな市場、新たな価値を創造するとともに、しあわせな暮らしへの貢献を目指す。

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