「近寄れないぐらいの火の勢いだった」広島市で6人死傷の住宅火災 焼け跡から3人の遺体が見つかる【動画ニュース】

広島市西区で10日朝、住宅1棟を全焼する火事がありました。焼け跡からは3人の遺体が見つかりました。

消防によりますと、10日午前7時20分ごろ、広島市西区井口2丁目の住宅の住人から「建物から炎が出ている」と通報がありました。

近くに住む住民
「バンバンという音が次から次へと鳴ってました。近寄れないぐらいの火の勢いだった」

防車15台が出て消火にあたり、火はおよそ4時間半後に消し止められました。この火事で木造2階建ての住宅が全焼し、隣接する住宅2棟の一部が焼けました。火元の住宅からは3人の遺体が見つかったということです。

警察と消防によりますと、この住宅は家族7人が暮らしていて、出火当時は6人がいたとみられていますが、このうち夫(70代)と妻(60代)、娘(20代)のあわせて3人が重軽傷を負いました。息子3人(10代~30代)と連絡が取れていないということです。

警察は、遺体はこの3人とみて身元の確認を急ぐとともに、消防と合同で火事の原因を調べることにしています。

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