2023年の猛暑の影響 生育遅れもイチゴ狩りシーズン到来

2023年の猛暑の影響 生育遅れもイチゴ狩りシーズン到来

 2024年のいちご狩りのシーズンが始まりました。
 2023年の猛暑の影響で生育に遅れが出たものの、例年通り甘くておいしいイチゴが実っています。

 千葉市緑区の観光農園「横田ファーム」はビニールハウス3棟で「紅ほっぺ」や「チーバべリー」など6種類のイチゴを栽培しています。

 今シーズンのいちご狩りは、1月6日から開始し、感染症対策で導入した事前予約による完全入れ替え制を継続して、来園者の安心と満足度向上を目指しています。

横田ファーム 横田文人 農場長
「去年の猛暑の影響で(生育が)遅れてできてきているが、1月下旬から2月にかけ大きくて甘くておいしいイチゴがたくさんできてくると思う」

 今シーズンのいちごは、2023年の夏の記録的な暑さや、秋になってもなかなか下がらなかった気温の影響で、苗の生育や花芽がつくのも遅れました。

 このため、最盛期は例年よりも若干ずれ込むものの、1月下旬からは大きくて甘いいちごが見込めるということで、東南アジアへの輸出など海外への販路拡大も強化していきたいとしています。

横田ファーム 横田文人 農場長
「いままでタイなど数か国に(イチゴを)輸出してきたが、いままで制限などが多く、知事も訪問した台湾などに輸出していけたら」

© 千葉テレビ放送株式会社