期間限定!博多ラーメンと信州の伝統野菜がコラボ!意外な組み合わせのアイデアは村長の食卓から【長野・泰阜村】

博多ラーメンと信州の伝統野菜がコラボです。泰阜村で、「源助かぶ菜」の漬物を使った限定ラーメンが販売されました。

博多ラーメンと言えば細麺と豚骨スープ!そこに添えるのは、信州の伝統野菜「源助かぶ菜」です。
■泰阜村民「ピリ辛で冬にはいいんじゃない」
■泰阜村民「ラーメンの味を引き立てている」
作ったのは、飯田市のラーメン店「ふたつ矢」。10日は特別に泰阜村までキッチンカーで出張販売しました。

■「ふたつ矢」北原広康さん
「博多豚骨ラーメンには辛子高菜を入れるのが定番だが、泰阜村長の家では古くなった漬物をごま油で炒め食べると聞いて着想を得た。」

博多ラーメンとの相性はどうなんでしょうか?

■「ふたつ矢」北原広康さん
「食感や甘味は源助かぶ菜の方が良くて、源助かぶ菜の方がおいしいと思う。」

源助かぶ菜は明治時代、愛知県の「井上源助」さんから泰阜村に伝わり、伊那谷で広がりました。霜にあたることで、葉が柔らかく甘味が強いのが特徴です。漬物にして食べるのが一般的ですが…
■泰阜村民の客
「お味噌汁の中につまんでいれる。うどんの中にも味が薄いと思うときは入ると味が違っておいしい。」

麺類との相性もばっちりのようです。
■客「意外でした。かぶ菜って味の濃い漬物だが、豚骨に塩味が加わってパンチが効いて発見でした。」

一方、アイデアを出した泰阜村長ですが…
■横前明 泰阜村長
「食べたいんですがアレルギーがあって…小麦粉が駄目で…」
源助かぶ菜の豚骨ラーメンは1月いっぱい、飯田市の「ふたつ矢」で販売されます。

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