広島市西区で男性3人が死亡、3人が重軽傷を負った住宅火災で、広島西署や市消防局は10日午後、出火原因を調べるため、現場を実況見分した。同署によると、出火元の住宅には家族7人が暮らしていたといい、男性3人の身元確認を急ぐ。
出火元の住宅には70代の父親と60代の母親が息子や娘計5人と居住。10代、20代、30代の息子と連絡が取れないという。
市消防局によると10日午前7時20分ごろ、住人から119番があった。
近所の70代男性は出火当時の状況を「火に気付き消そうとしたが、急に勢いが増して手に負えなくなった」と話した。