能登半島地震 広島県が県営住宅を被災者に無償で提供 10日から受付 広島市も市営住宅を提供

広島県や広島市などは能登半島地震の被災者を対象に、県営や市営住宅を無償で提供することにしました。

県によりますと、県営住宅が無償で提供されるのは、新潟、石川など4つの県で被災し、住むことが困難になった人たちです。

広島市内の38戸、呉市内の5戸など、県内であわせて63戸の住宅が提供されます。受け付けは10日からで期間は半年間です。

家賃と駐車場は無償で、光熱費や水道代、共益費などは自己負担となります。布団や冷蔵庫、洗濯機といった生活必需品も提供されるということです。

広島県土木建築局住宅課 井上博臣主査
「今回、広島県でも避難者に住宅を準備したので、遠方だが親戚の人とかで避難するという話があれば問い合わせしてほしい」

問い合わせ先は、広島県土木建築局住宅課です。

また、広島市も市営住宅12戸を半年間、無償提供すると発表しました。

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