J1神戸の千布勇気社長は10日、昨季期限付き移籍で加入し、左膝に大けがを負うまでチームの快進撃を支えたMF斉藤未月の動向について語った。「(昨年の)夏以降、お伝えしてきた内容と変わっていない」とし、保有元のJ1湘南と完全移籍での交渉を続けていると明かした。
斉藤は昨年8月、先発したリーグ柏戦で左膝複合靱帯(じんたい)損傷など全治約1年の診断を受けた。神戸の三木谷浩史会長は自身のX(旧ツイッター)に「完全復帰に向けて全力でバックアップしていく」などと投稿。千布社長も完全移籍での獲得交渉に乗り出す意向を示していた。(有島弘記)