倉敷市は10日、能登半島地震の被災地支援のため、厚生労働省からの要請に基づき、保健師ら職員5人を石川県珠洲市に派遣した。避難所で被災者の健康状況の確認や生活ニーズの把握、感染症予防などに取り組む。
永禮真理子健康づくり課主任(46)ら保健師3人と薬剤師、事務職各1人。市役所で出発式があり、伊東香織市長が「西日本豪雨での経験を生かし、被災者に寄り添って頑張ってほしい」と激励し、永禮主任は「豪雨災害の際にいただいた支援を胸に、心のケアなどに努めたい」と述べた。
一行は16日まで被災地で活動し、17日に倉敷に戻る予定。保健師らの派遣は職員を交代しながら29日まで続ける。