真庭・湯原温泉のホテルで食中毒 宿泊客99人 入院患者なく快方へ

 岡山県は10日、真庭市湯原温泉の「湯原国際観光ホテル菊之湯」で食事をした宿泊客99人が下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴えたと発表した。入院患者はおらず、全員快方に向かっているという。

 県生活衛生課によると、99人は10~70代で、5~8日に宿泊して食事を取った。刺し身や揚げ物、卵焼きなどが出され、患者の症状や、他に共通する食事がないことなどからホテルの食事が原因の食中毒と断定。10日から9日間の営業停止処分とした。

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