マクニカが日本で加速するデジタルトランスフォーメーション推進のため、マレーシアの大手イノベーションコンサルティング会社Orangeleaf Consultingを選定

クアラルンプール(マレーシア)2024年1月10日 /PRNewswire/ -- 株式会社マクニカ(Macnica Inc.)(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下「マクニカ」)は、マレーシアの著名なデジタルトランスフォーメーション・コンサルタント企業であるOrangeleaf Consulting(最高経営責任者(CEO):Ellice Ng Pui San)との戦略的協業を発表します。この協業は、日本の製造業市場における企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)能力を強化し、イノベーションを推進することを目的としています。Orangeleaf Consultingはグローバル企業のデジタルトランスフォーメーションを成功に導く豊富な経験を持ち、グローバル市場で最先端のテクノロジーと戦略を導入してきた実績を有しています。

Macnica Inc. Selected Leading Innovation Consultancy Orangeleaf Consulting in Malaysia to Propel Accelerated Digital Transformation Excellence in Japan

ビジョナリーのEllice Ng氏が率いるOrangeleaf Consultingは、「日本のテクノロジーソリューション分野のリーダーであるマクニカと協業できることを光栄に思います。私たちは協力して意義のあるデジタルトランスフォーメーションの成果を推進し、マクニカの製造業におけるお客様の成功に貢献できることを楽しみにしています。私たちは、単に影響を与えるだけでなく、先進テクノロジーを通じてエンタープライズソフトウエア業界の人々の考え方や行動に革命を起こすことを目指しています。私たちの究極の目標は、ダイナミックに活動し、大胆な目標を達成するために限界を押し広げ、絶え間ない革新と比類のない成功の文化を浸透させることです」と述べました。

さらにEllice Ng氏は、製造業は日本経済の重要かつ不可欠な部門であり、日本は製造業、特に自動車、電子機器、機械、精密機器などの分野において世界的な主要国として長期にわたり認められてきたと述べました。

問題提起:日本の製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)はなぜ進まないのでしょうか?その課題はDX文化の醸成と人材の育成にあります。

2011年にドイツで生まれたインダストリー4.0(第4次産業革命)の波は、日本の製造業を大きく揺さぶりました。日本の多くの企業が「製造業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)」を掲げ、DX推進部門の設置や管理職の任命などの投資を行っています。DXとは、デジタル技術を導入・統合することで組織の成長を促進し、業務を改善し、より高い価値をお客様に提供する戦略的な取り組みです。

しかし多くの企業は、効果的にDXを実行するためのDX文化の醸成や人材の開発で障壁に直面しています。経営上層部とビジネス部門との間で考え方や文化が一致していないことが、社内の大きな障壁として指摘されています。真のDXには社内の能力が必要であり、部門横断的にビジネスプロセスを構築できる社内リーダー育成の重要性が浮き彫りになっています。DX分野での大きな存在であるマクニカは、最新のテクノロジープラットフォームであるローコード・ツールの活用を提唱し、コーディングの知識を持たない個々の人々がプロジェクトに参加し、ビジネス部門とIT部門のコラボレーションを促進することを目指しています。

デジタルトランスフォーメーション(DX)チームは、ビジネスプロセスを強化し、効率を高め、イノベーションを促進する上で、現代のビジネス環境において極めて重要です。

マクニカのビジョンは「体験ファースト」のアプローチに重点を置き、製造現場の課題に対処する「Trial & Error」を奨励しています。同社は、DXを成功させるには、スピード、柔軟性、現場特有のニーズへの対応など、社内での取り組みが極めて重要であると考えています。マクニカは最近、そのビジョンを具体化し、製造業のDX支援サービスを加速する方法として、Digital Synergy Factoryローコード開発支援サービスを発表しました。また、同社はこの領域での取り組みをさらに強化するため、知識豊富なパートナーを迎え入れました。

マクニカは、ローコードの主要エキスパートであるマレーシアのOrangeleafと提携し、ローコード技術を活用した包括的なデジタルトランスフォーメーション(DX)コンサルティングの提供を決定しました。欧州、シンガポール、マレーシアの製造業、保険業、小売業で100を超えるDXプロジェクトの実行に成功してきたOrangeleaf Consultingは、お客様がロックイン契約に縛られることなくDXイニシアチブを推進できるよう支援することに重点を置いています。長期的なプランニングからアプリケーションのアジャイル開発まで、最先端テクノロジーに関する情報も含めてサポートを提供します。マクニカとOrangeleafはベストプラクティスを活用し、コンサルティング、人材育成、組織構築などの総合的な支援を提供することで、日本の製造業でのDX推進に貢献することを目指しています。

Orangeleafはローコード・ツールを使った「体験ファースト」をマクニカの従業員に印象付けました。

マクニカの半導体事業には課題がありました。営業担当者がERPとExcelのデータの組み合わせを使い、あるお客様の納期を設定するのに15分かかっていたのです。これを解決するため、マクニカはOrangeleafと協力し、ローコード技術を使ってシンプルなアプリを構築しました。驚くべきことに、計画から改善されたシステムの使用まで、全プロセスにかかった時間はわずか14時間だったのです!今では、毎回15分かかっていた作業が、わずか数秒で完了しています。それが非常にうまく機能したため、今ではビジネス改善のアイデアが次々と出るようになりました。

マクニカのスマートマニュファクチャリング・ビジネスについて

マクニカは半導体商社として培ってきた技術力と、AIやIoTといった最先端技術の導入実績をベースに、製造業のDX支援にも取り組んでいます。今後、製造業でDXが加速すると、セキュリティーの課題も浮上します。マクニカはセキュリティー分野でも世界最先端の技術を日本に導入しています。日本の製造業は特有の課題に直面しています。マクニカは、お客様の悩みに寄り添いながら、協力して課題を見いだし、DXを推進することで、新たなビジネスチャンスの創出と社会の発展に努めてまいります。

Orangeleaf Consultingについて Orangeleaf Consultingはマレーシアに本社を置くデジタルトランスフォーメーションの先駆的コンサルタント会社で、組織がイノベーションを採用し、進化するテクノロジー環境の中での舵取りを支援する最前線に立っています。Orangeleafはインパクトのある変革を推進することに尽力し、ローコードソリューションなどの先端技術を専門に、アプリケーション開発やプロセス改善への迅速かつ効果的なアプローチを提供しています。

Orangeleaf Consultingは単なる技術的ソリューション以上のことを信じています。当社は組織内の有意義な文化的転換を引き起こし、イノベーションを促進し、持続可能な成功への道を開くことに努めています。

当社について: www.orangeleaf.com.my

株式会社マクニカについて マクニカは半導体とサイバーセキュリティーを中心に、最新技術を総合的に扱うサービス/ソリューション企業です。世界23カ国・地域の81拠点で事業を展開し、50年以上の歴史に培われた技術力とグローバルネットワークを活用し、AI、IoT、自動運転などの最先端技術を発見・提案・導入しています。

www.macnica.co.jp をご覧ください。

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