「乳酸菌飲料で冬も元気」 入善で健康応援事業スタート、園児から中学生まで対象

スタート式で乳酸菌飲料を味わう生徒ら

 「にゅうぜん!元気キッズまるごと健康応援プロジェクト」のスタート式が10日、入善中学校で開かれた。富山県入善町内の園児から中学生までの2071人が高校入試前日の3月6日まで乳酸菌飲料を継続的に飲んで、免疫力向上や健康づくりに励む。

 2017年度から毎年冬に町が実施している。町内に北陸工場があるアサヒ飲料から「守る働く乳酸菌W」1カ月分の提供を受け、残りは町が購入する。

 式は同校多目的ホールであり、3年生94人が参加し、他学年の教室とオンラインでつないだ。小川晋教育長、森本康治北陸工場長らがあいさつ。生徒代表が「おいしく飲んで冬の寒さに負けない体をつくり、受験に備えたい」と感謝の言葉を述べ、全員で一斉に飲み干した。

© 株式会社北日本新聞社