焼死体で発見された女子大学生 周囲の男たちは全員被害者と関係 「12日の殺人」予告

2024年3月15日より劇場公開される、第75回カンヌ国際映画祭のプレミア部門に出品され、第48回セザール賞では作品賞や監督賞など最多受賞を果たした映画「12日の殺人」の、予告映像が公開された。映像では、考えれば考えるほど事件に取りつかれていく刑事たちの様子が描き出されている。

「12日の殺人」は、2020年のノンフィクション本を基にしたスリラー映画。12日の夜、女子大学生クララが突然焼死体となって発見される。事件を担当することになったのは、昇進したばかりの刑事ヨアンとベテラン刑事のマルソー。捜査が進む中、彼女の周りの関係者への聞き込みをするが、男たちは全員クララと関係していたことがわかる。明らかに計画的な犯罪であることは判明したが、取り調べに浮上する人物たちを誰一人として容疑者と特定することができない。班長に昇格したばかりのヨアンは、事件の闇へと飲み込まれていく。

監督を務めるのは「悪なき殺人」のドミニク・モル。「悪なき殺人」にも出演しているバスティアン・ブイヨンが、主人公の刑事ヨアン役を演じている。

【作品情報】
12日の殺人
2024年3月15日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
配給:STAR CHANNEL MOVIES
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