ジョニー・デップのルイ15世 愛の視線が交わる瞬間 「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」ポスター

2024年2月2日より劇場公開される、今年のカンヌ国際映画祭でオープニング作品に選出された、ジョニー・デップ出演最新作「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」の、日本限定デザインのポスタービジュアルが公開された。

ポスタービジュアルでは、華美なジュエリーを身につけて凛(りん)とした表情を見せるマイウェン演じるジャンヌ・デュ・バリーと、黄金の衣装に身を包み真っ赤な紅が印象的なジョニー・デップ演じるルイ15世を大きく捉えている。本国のフランスをはじめとする世界各国のポスタービジュアルでは、ジャンヌとルイ15世の写真は別々のポスターとなっているが、日本版では2人を一枚に組み込み、愛の視線が交わるその瞬間を捉えたデザインとなっている。そして、真っ赤な文字で「ヴェルサイユ史上最大のスキャンダラスな愛」のコピーとタイトルロゴがあしらわれている。

本作の監督を務めたのは、ジャンヌ・デュ・バリーを演じたマイウェン。マイウェンはジャンヌ・デュ・バリーを主人公にした映画を制作しようと決めた理由にについて、「2006年にソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』を観たのがきっかけです。ジャンヌがスクリーンに現れた瞬間、アーシア・アルジェントが演じる彼女のキャラクターに魅了されました。すぐに彼女との強いつながりを感じ、彼女がスクリーンに映らなくなるとすぐに恋しくなりました」と、17年前からジャンヌの虜になっていたいことを明かしている。

さらにマイウェンは、「私がジャンヌ・デュ・バリーに魅了されたのは、彼女が堂々たる敗北者だからです。私の人生が彼女の人生と似ているということもあるかもしれませんが、それだけではありません。彼女という人間と、彼女が生きる時代に恋をしたのです。彼女の伝記を没頭して読み、彼女の正義を題材にした映画を撮りたいと思いました」と、運命に抗い、自分なりの生き方を貫こうとするところに強い共感を持ったことを語っている。

「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」は、18世紀のフランス・ヴェルサイユの宮廷を舞台に、59年間にわたりフランス国王に在位したルイ15世の最後の公妾(愛人)となったデュ・バリー夫人ことジャンヌ・デュ・バリーの、波乱に満ちた生涯を描いた歴史エンタテイメント作。監督と脚本を手がけ、自ら主人公のジャンヌ・デュ・バリー役を演じたのはマイウェン。ジョニー・デップが、フランス国王史上で最高の美男子にして問題児で、“最愛王”の異名をもつルイ15世を、自身初となる全編フランス語で演じている。

貧しいお針子の私生児として生まれ、娼婦同然の生活を送っていたジャンヌは、類まれな美貌と知性で貴族の男たちを虜にし、社交界の階段を駆け上がっていく。ついにヴェルサイユ宮殿に足を踏み入れたジャンヌは、時の国王ルイ15世と対面を果たす。二人は瞬く間に恋に落ち、彼女は生きる活力を失くしていた国王の希望の光となっていく。国王の公妾(公式の愛人)となったジャンヌだったが、労働階級の庶民が国王の愛人となるのはヴェルサイユのタブーで、マナーやルールを平気で無視するジャンヌは宮廷一の嫌われ者となってしまう。というストーリーが展開される。

【作品情報】
ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人
2024年2月2日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
配給:ロングライド
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