4年ぶり、念願の雪遊びに大はしゃぎ 沖縄の児童、最上地域を満喫

雪遊びを楽しむ子どもたち=真室川町・真室川小

 沖縄県から新庄最上地域を訪れている児童約60人が10日、真室川町真室川小の児童と交流し、念願の雪遊びを楽しんだ。

 9日夜から雪が降ったため、なんとか雪遊びができる状態になり、子どもたちは大喜び。そり滑りや雪合戦、雪だるま作りなどを楽しんだ。沖縄市宮里小5年天願結稀(てんがんゆうき)君(11)は「沖縄にはない雪を見ることができてみんなで興奮した」と笑顔で話した。一行は10日、最上川舟下りも体験した。11日に金山町のグリーンバレー神室スキー場でスキーを楽しむなどし、12日に離県予定となっている。

 沖縄中部広域市町村圏事務組合と最上広域市町村圏事務組合は毎年、互いに児童訪問団を派遣している。新型コロナウイルス禍の影響で中止が続き、4年ぶりの実施となった。

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