「タイガース号」行き先は「幻のホーム」 阪神日本一記念ツアー、武庫川線と本線結ぶ連絡線も通過 27日

阪神本線から武庫川線に入るため、連絡線を通る「タイガース号」(阪神電気鉄道提供)

 阪神電気鉄道などは、武庫川線で運行している「タイガース号」に乗り、同線と本線の間を結ぶ連絡線を通過する体験を味わったり、長年使われていない「幻のホーム」に入場できたりできるツアーを27日に実施する。プロ野球阪神タイガースが昨年、日本一に輝いたことを記念した企画。

 27日午前10時26分ごろ、武庫川駅で貸し切り列車に乗り出発。武庫川線南端の武庫川団地前駅に着くと、39年間使われていない同駅のホームに降りる。その後、武庫川線から連絡線を経て本線へ。尼崎駅から引き上げ線を通って尼崎車庫に入り、タイガース号を間近で撮影する。午後2時31分ごろ、武庫川駅で解散する。

 旅行代金は1万円(昼食の弁当と、運転士用時刻表のレプリカ付き)。14日までに、阪神ステーションネットのサイト(https://www.hanshin-stationnet.co.jp/travel/)から申し込む。抽選で60人に販売する。(大島光貴)

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