不振のブラジル代表、ドリヴァウ・ジュニオール氏の監督就任が正式決定!

セレソンの再建を託される。[写真:Getty Images]

ブラジルサッカー連盟(CBF)は10日、ドリヴァウ・ジュニオール氏(61)のブラジル代表監督就任を発表した。

ブラジルは昨年7月からフルミネンセのフェルナンド・ジニス監督にクラブとの兼任で暫定的な指揮を託したが、北中米ワールドカップ(W杯)の南米予選でよもやの6位と苦戦。ジニス監督の解任を決断した。

CBFは当初、ジニス監督を繋ぎ役としてレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督を画策。だが、アンチェロッティ監督は先日に今季をもって満了するはずだった契約を新たに2026年夏まで延長したため、ブラジル行きの可能性が消滅し、ドリヴァウ・ジュニオール氏に白羽の矢が立った。

ドリヴァウ・ジュニオール氏はサンパウロFCの監督だったが、8日にクラブから監督退任のリリース。ドリヴァウ・ジュニオール氏からブラジルを指揮するため、辞任の申し出があったと綴られ、本人はクラブの公式Xで「これは個人的な夢の実現」などとコメントしている。

そして、ブラジルもブラジルの複数クラブで監督を歴任し、数々のタイトルに導いた実績を持つドリヴァウ・ジュニオール氏の招へいを正式発表。会見が11日にCBF本部で行われるようだ。

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