カブス・今永昇太の契約は4年5300万ドル 最大で5年8000万ドルに

カブスとの契約合意が報じられている今永昇太だが、米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のジェシー・ロジャース記者が契約条件の詳細を伝えている。ロジャース記者によると、カブスと今永は4年5300万ドルの契約を結ぶことで合意。2年目と3年目のシーズン終了後にカブスは球団オプションを保持しており、カブスがこれを行使した場合、5年8000万ドルの契約になるという。一方、カブスがオプションを行使しなかった場合、今永にはFAになる権利が与えられるようだ。

今永とカブスの契約合意が報じられたあと、契約条件についてはMLBネットワークのジョン・ポール・モロシ記者が「年平均1500万ドル前後の複数年契約になる見込み」と伝え、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は「複雑なオプションが盛り込まれ、最大で8000万ドル前後になる」との見通しを示していた。実際の契約条件は、両記者が報じていたものと近い内容になった。

カブスは今永の最初の2年間のプレーを見て、2025年オフにオプション行使の判断をすることになる。ここでカブスがオプションを行使すれば5年8000万ドルの契約となり、カブスがオプションを破棄すれば今永にはFAになる権利が与えられる。

カブスがオプションを破棄したうえで、今永がカブスに残った場合、2026年オフにもカブスはオプション行使の判断をすることになる。オプション行使なら5年8000万ドルの契約となり、オプション破棄なら今永にはFAになる権利が与えられる。

よって、今永は2年目終了後にFAになる、3年目終了後にFAになる、4年5300万ドルの契約が満了してFAになる、5年8000万ドルの契約が満了してFAになる、という4つのパターンが考えられる。なお、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は、今永の契約にトレード拒否権が盛り込まれていないことを伝えている。

ナイチンゲール記者によると、今永はすでに身体検査を終えており、カブスと正式に契約を結んだ模様。入団記者会見は日本時間1月13日に行われる予定のようだ。

The post カブス・今永昇太の契約は4年5300万ドル 最大で5年8000万ドルに first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.