米ボーイングCEOが謝罪 MAXの機体破損事故で

米アラスカ航空が運航するボーイングの小型機737―9=6日、米ワシントン州シアトル(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】米航空機大手ボーイングのカルフーン最高経営責任者(CEO)は10日、同社製の小型機737―9(MAXシリーズ)の一部が離陸後に吹き飛んだ事故について「機体のプラグが吹き飛んだ。あってはならないミスだ」と謝罪した。米CNBCテレビのインタビューで語った。

 事故は今月5日に発生。米アラスカ航空の旅客機が西部オレゴン州ポートランドの空港を離陸後、使用していない非常口をふさぐ窓付きの「ドアプラグ」と呼ばれる部分が吹き飛び、緊急着陸した。カルフーン氏は「二度と同じことが起こらないようにする」と述べ、原因究明と再発防止に取り組む考えを強調した。

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