美しい花で日本を元気に 「とちぎ蘭展」始まる

 栃木県内の生産者が丹精込めて育てたランを一堂に集めた恒例の「とちぎ蘭展」が、1月10日から始まりました。

 「とちぎ蘭展」は県内の生産者でつくる県洋蘭生産組合が、その魅力をもっと知ってもらおうと開いているものです。

 会場となった福田屋ショッピングプラザ宇都宮店には、コチョウランやカトレア、シンビジウムなどが展示され、会場はひと足早く春がきたような雰囲気です。

 また、愛好家で作る「宇都宮蘭友会」のメンバーが、丹精込めて育てた「パフィオ」やタイの王室でも親しまれているという「バンダ」なども飾られています。

 会場の入り口には、いけばな草月流栃木県支部の協力で松や竹と組み合わせた新春らしいディスプレイが置かれ、訪れた人が写真に収めたりしていました。

 初日の1月10日は関係者による審査会も行われ、その結果、最高賞となる栃木県知事賞に「古山洋らん」のカトレアが選ばれました。

 「とちぎ蘭展」は1月15日まで開かれています。

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