【MLB】ドジャース大谷翔平、今季前半戦の注目スケジュール

オフの移籍市場は、昨季100勝を挙げた強豪ドジャースが話題の中心となっている。大谷翔平投手、山本由伸投手ら大物選手を次々と獲得、4年ぶりの世界一へ向けて補強に余念がない。

昨季までア・リーグの中継を観る機会が多かった大谷ファンも、新たなライバルたちとの熱戦を心待ちにしている。ここでは、今季ドジャースの前半戦でもとりわけ注目度が高いスケジュールをご紹介したい。

◆「数年でトップ10入りも射程圏内」大谷翔平が挑む、名門ドジャースの本塁打球団記録

目次

■史上初、韓国でのMLB開幕戦

2月10日

スプリングトレーニング集合日

ドジャースはアリゾナ州のグレンデールでキャンプイン。バッテリー組が2月9日（日本時間10日）、野手組が14日（同15日）に集合。今季打者に専念する大谷もバッテリー組の初日から参加。

2月23日

vs.パドレス スプリングトレーニング初実戦

スプリングトレーニング初試合。大谷が出場すれば大きな話題となるのは必至だったが、無理をさせず欠場するとデーブ・ロバーツ監督から発表された。

3月20日・21日

vs.パドレス レギュラーシーズン開幕戦
韓国・ソウル

韓国で、史上初のMLBレギュラーシーズン開幕戦「ドジャースvs.パドレス」が開催。ダルビッシュ有、松井裕樹との対決が実現し、2試合で3安打2打点の活躍。試合は1勝1敗で両チーム痛み分け。大盛況の韓国シリーズとなった。

3月25日～27日

vs.エンゼルス エキシビジョンマッチ

韓国から帰国後、アメリカでの本土開幕戦を前に毎年恒例のエキシビションマッチで大谷の古巣エンゼルスと3連戦。1、2戦目はドジャースタジアム、3戦目にエンゼルスタジアムで試合が行われる予定。移籍後初めて凱旋する大谷の出場はあるか。

3月29日～4月1日

vs.カージナルス ホーム開幕戦
ドジャースタジアム

本拠地開幕シリーズ4連戦。相手はラーズ・ヌートバー外野手が所属する中地区カージナルス。侍ジャパンで共闘した山本との初対決も見られそうだ。第1戦は日本時間の午前5時10分開始予定。早起きの準備を。

4月6日～8日

vs.カブス
リグレーフィールド

「大谷獲得レースの敗者」たちとの対戦も見逃せない。大谷がシカゴのリグレーフィールドに初見参。ローテーション次第とはなるが、今永昇太投手との対決が実現する可能性も。山本と鈴木誠也外野手との勝負も見逃せないだろう。13日からはパドレスとの3連戦も控えている。

4月20日～22日

vs.メッツ
ドジャースタジアム

大谷、山本の争奪戦に敗れたメッツがドジャースタジアムに今季初見参。千賀滉大投手の登板にも期待がかかる。大谷のメッツ戦通算成績は、5試合に出場し打率.412、1本塁打、OPS1.448と好相性。

4月27日～29日

vs.ブルージェイズ
ロジャースセンター

大谷争奪戦でもっとも落胆したチーム、ブルージェイズとの今季初対決。一時は大谷入団目前とまで報じられ、盛大な肩透かしを食らったカナダファン。敵地大観衆はどのようにドジャース大谷を迎えるか注目したい。花巻東高校の先輩、菊池雄星投手との対決なるか。

5月4日～6日

vs.ブレーブス
ドジャースタジアム

世界最強打線を誇る、ナ・リーグ東地区の強豪ブレーブスと対決。昨季のア・リーグMVP大谷とナ・リーグMVPロナルド・アクーニャJr.外野手のふたりが顔を揃える注目の一戦。10日（同11日）からはパドレスと、13日（同14日）からはジャイアンツとの同地区ロード6連戦が続く。

6月8日～10日

vs.ヤンキース
ヤンキースタジアム

“ドジャース大谷”がヤンキースタジアム初見参。通算13試合で4本塁打を放つも打率.130と苦手にしている球場で、大谷は一発を見せられるか。アーロン・ジャッジ外野手とのアーチ競演にも期待だ。

6月22日・23日

vs.エンゼルス
ドジャースタジアム

大谷が公式戦で初めてエンゼルスと対戦。そして、後半戦の9月3日（同4日）には、恐らく優勝争いをしているであろうドジャースの一員として、アナハイムに帰ってくる。エンゼルスタジアムで大谷がどのように迎えられるか。

7月17日

オールスターゲーム
グローブライフ・フィールド

今季のオールスターゲームは、昨季世界一レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで開催される。昨年8月に訪れた際には「COME TO TEXAS」と、シアトルのファン同様に熱烈なラブコールを受けた。順調に行けば、大谷は間違いなく指名打者として先発メンバーに選ばれるだろう。前日には毎年恒例のホームランダービーも予定されている。

※日時はすべて日本時間

◆山本由伸、大谷翔平の最強タッグに沸くも……ドジャースファン最大の願いは“レジェンド左腕”との再契約

◆「世界最強トリオに選出」大谷翔平、ベッツ、フリーマンが“得意な打順”を公式データで読み解く

◆「今こそ頂点に立つスターを」公式が大谷翔平の史上最長“154メートル弾”に期待 「今季破って欲しい記録」を特集

文●SPREAD編集部