被災の石川・珠洲市に22人出動 行方不明者捜索・救助へ 青森県警

被災地に向かうため、車両に乗り込む隊員=10日午前5時ごろ、県警機動隊隊舎(県警提供)

 青森県警は10日、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県に、機動隊員で構成する広域緊急援助隊と、東北管区警察局の県情報通信部機動警察通信隊の計22人を派遣した。17日までの間、同県珠洲市で、行方不明者の捜索や救助・救出活動に当たる。

 県警警備2課によると、石川県公安委員会から青森県同委員会に派遣要請があった。隊員らは10日午前5時ごろ、県警機動隊隊舎で、トラックなど車両複数台に活動に必要な荷物を積み込み、出動した。

 今後、現地の状況次第では増員の可能性もあり、要請があれば追加派遣するという。

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