青森県弘前市土手町の三つの商店街が、お笑いコンビ「シソンヌ」のじろうさん(45)=同市出身=を「土手町おじさん」に公認した。9日夜、じろうさんが自身のインスタグラムで伝えた。
じろうさんは以前から土手町好きを公言し、東奥日報の連載でも「帰省の度に土手町を徘徊(はいかい)する」と書いている。
じろうさんが「昔の土手町でいつも見かけた、通りをふらふら歩いているおじさんみたいになりたいよね」と、土手町で長年CD・レコード店JOY-POPS(ジョイポップス)を経営する齋藤浩さん(68)と話していた-と聞いた商店街側が一方的に公認を決定。第1号をじろうさん、第0号を齋藤さんとした。公認の名刺を「じろうさんが店に来たら渡して」と齋藤さんに預けたところ、9日に来店して受け取り、とても喜んだという。
中土手町商店街振興組合の平山幸一理事長は「いろいろな媒体で『土手町愛』を語ってくれる方。公認特典は何もないが、本人が喜んでくれて良かった」と話した。