袴田事件再審公判5月下旬結審する見通しに 10日の三者協議の審理日程協議で

1966年旧清水市で起きたいわゆる袴田事件の再審、やり直しの裁判が5月下旬に結審する見通しであることが、弁護団への取材で分かりました。

袴田巌さん(87)は1966年旧清水市でみそ会社専務一家4人を殺害したなどとして、死刑が確定しています。

去年10月静岡地裁で再審公判が始まり、これまでに5回の審理が行なわれました。

弁護団によりますと10日裁判所、検察、弁護団の三者が今後の審理日程などを協議しました。

その中で裁判所側から検察の論告、求刑、弁護側の最終弁論を行なう期日として5月22日が示され、検察側、弁護側双方から異論はなかったといい、この日に結審する見通しとなりました。

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