都並敏史率いるJFL準優勝のブリオベッカ浦安、鈴鹿の前社長・渡邉淳氏が執行役員就任

[写真:©超ワールドサッカー]

JFLのブリオベッカ浦安は11日、鈴鹿ポイントゲッターズ(2024シーズンからアトレチコ鈴鹿クラブ)で代表取締役社長を務めた渡邉淳氏の執行役員就任を発表した。

元日本代表DFにしてサッカー中継でもお馴染みの都並敏史監督が率いる浦安。2023シーズンはJFL昇格1年目ながらも、16試合無敗などの快進撃を披露し、優勝した“盟主”Honda FCに次ぐ2位でフィニッシュした。

浦安の発表によると、渡邉氏はJ3リーグのAC長野パルセイロ(株式会社パルセイロ・アスレチッククラブ)で取締役社長を務めたのち、関東サッカーリーグの南葛SC(株式会社南葛SC)で事業本部長兼法人営業部長、昨年はJFL鈴鹿(株式会社アンリミテッド)で代表取締役社長を務めた経験を持つ。1月1日付で『執行役員・事業本部長兼営業本部長』に就任したとのことだ。

また、渡邉氏と同時に、昨年のJFL鈴鹿で地域推進部長・JFL運営委員を務めた朝田貴則氏が『ホームタウン事業部長・強化部強化担当』に就任したことも併せて発表している。

朝田氏は2014〜22年にかけて南葛SCに在籍。同クラブでトップチームヘッドコーチ、スクールコーチ、運営担当などを担うとともに、ホームタウン事業、法人営業、実行委員なども務め、昨年は渡邉氏とともにJFL鈴鹿で地域推進部長・JFL運営委員を務めた。

なお、浦安は昨年までトップチームヘッドコーチ兼強化部長を務めていた村田達哉氏が、2024シーズンからJ1リーグ・川崎フロンターレのトップチームコーチに就任。強化担当が不在となっていた。

浦安は渡邉氏・朝田氏の招へいにあたり、「この度、今後のビジョンの実現に向けた経営体制強化のため、渡邉淳氏を当社の執行役員として、朝田貴則氏をホームタウン事業部長としてお迎えすることになりました。お2人がこれまでに果たされてきた多くの職責と、卓越したブランディングの手腕、組織構築における実績を当社の経営においても発揮していただけると期待しています。これからも更なる事業拡大とビジョンの実現にクラブ一丸となって努めてまいります」とコメントしている。

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