大宮アルディージャは11日、「U18コーチを務めていた横山知伸氏が死去した」と公式発表した。
横山知伸氏は1985年生まれで享年38歳。早稲田大学を卒業後に川崎フロンターレへと加入し、Jリーグでコンスタントに出場を重ねた。
2012年からはセレッソ大阪、2014年からは大宮アルディージャに所属し、その後北海道コンサドーレ札幌、ロアッソ熊本でもプレーした。
しかし、2018年末に行われたJリーグ合同トライアウトに出場した後に体調不良を訴えて検査を受けたところ脳腫瘍を患っていることが発覚。半年以上の療養期間を経てFC岐阜でピッチに復帰し、半年間プレーした後に現役を引退していた。
スパイクを脱いでからは北海道コンサドーレ札幌のアカデミーを経て大宮アルディージャで指導者をしていたが、昨年9月に脳腫瘍が再発したことを報告し、それから4ヶ月が経った今月4日に息を引き取ったとのこと。