西岡良仁ら日本人男子3名が本戦ストレートイン
今年最初のグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)は11日、男子シングルス本戦の組み合わせ抽選を実施。本戦ストレートインを果たしている日本人男子では、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク58位)、ダニエル太郎(エイブル/同74位)、綿貫陽介(SBCメディカルグループ/同104位)らが名を連ねた。
昨季に自己最高ランキングとなる24位を記録している28歳の西岡は、肩や足の怪我により前哨戦を欠場。昨年ベスト16入りを果たした全豪オープンに実戦のないまま向かうこととなった。
その初戦で対するは、第8シードのルーネ。昨季にはキャリアハイとなる4位を記録しており、後半戦にかけて調子も上昇。陣営にはグランドスラム通算6勝のボリス・ベッカー氏やロジャー・フェデラーのコーチを15年務めたセヴェリン・ルティ氏がおり、次世代のテニス界を担う20歳だ。今季開幕戦となった「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/ATP250)では準優勝を果たしている。
両者は、1年前の「アデレード国際1」(オーストラリア・アデレード/ATP250)で対戦しており、西岡が2-6、6-4、6-4で勝利。タフな相手で、今季初戦となるが今大会での活躍も期待したい。
また、ダニエルは初戦で昨年のウィンブルドンでベスト8に入っているクリストファー・ユーバンクス(アメリカ/同34位)と対戦。両者は、2018年のATP250ニューヨークの予選で対戦しており、7-5、6-3でユーバンクスが勝利した。前哨戦「ASBクラシック」(ニュージーランド・オークランド/ATP250)でベスト4入りを果たしているダニエル。3年連続での初戦突破なるか。
昨季トップ100入りを果たし、自己最高ランキング72位を記録した綿貫は、初戦でジュニア時代からしのぎを削ってきたミオミール・ケツマノビッチ(セルビア/同55位)と対戦。綿貫は、昨年大会において予選を突破し、グランドスラム本戦初勝利を挙げた大会となっている。
全豪オープンは初めて日曜日に開幕。1月14日に開幕し、28日に閉幕する。