能登半島地震への支援 “被災地に寄り添いながら”

能登半島地震への支援 “被災地に寄り添いながら”

 能登半島地震への支援について、千葉県の熊谷知事は1月11日の定例記者会見で、「物的、人的支援を被災地に寄り添いながら行う」と述べました。

千葉県 熊谷俊人 知事
「千葉県としても能登半島に対して職員をさまざまな形で派遣している。引き続き、物的・人的な支援を長期にわたって被災地に寄り添いながら行っていきたい」

 千葉県は1月4日から能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市に職員を派遣しています。

 熊谷知事は会見で、先遣隊や第一陣として派遣されていた職員から、栄養バランスの取れた食品や衛生用品が不足するなど、現地の厳しい状況について報告を受けたとしました。

 また、多くの人が避難生活を強いられることを踏まえ、県内での一時的な受け入れなどに力を入れる考えを強調しました。

 一方、「半島」で起きた今回の地震の受け、房総半島の先端で同じ規模の地震が起きた場合に備え、今後、県としても検証する考えも示しました。

千葉県 熊谷俊人 知事
「現地の状況が落ち着いたあかつきには県としてしっかり総括を行い、いままでの対策で確実に同じような状況が起きてもしっかり対応できる部分と、新たにこうした部分についても目配りして対策を強化すべきではないかという部分を総括・検証していきたい」

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