ザ・ローリング・ストーンズ 2002年“レア曲”満載ライヴ『ライヴ・アット・ザ・ウィルターン』をパッケージ商品として初発売

ザ・ローリング・ストーンズが、2002年11月に2,000人の会場で行なわれたレア曲満載のライヴを収録した『ライヴ・アット・ザ・ウィルターン』を3月8日にパッケージ商品として初発売することが決定した。フォーマットは、『DVD+2CD』、『ブルーレイ+2CD』、『2CD』、『3LP』の4タイプで発売される。

ザ・ローリング・ストーンズは昨年10月に18年ぶりとなるスタジオ・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』を発売し、UKほか全世界19カ国で1位を獲得、全世界で100万枚を越えるセールスを記録してその根強い人気を見せつけた。日本でも、発売2週目で2020年代に発売された洋楽アルバムの中で最も売れた作品となった。

『ライヴ・アット・ザ・ウィルターン』にはバンドの40周年を記念して2002から2003にかけて行われたワールドツアー〈リックス・ワールドー・ツアー〉のうちの、ロサンゼルスのウィルターン・シアターで行われた公演が収録されている。収容人数2000人ほどの小さな会場で、公演はファンとトム・ペティ、ニール・ヤング、シェリル・クロウ、ジョニー・デップ、スティーヴン・スティルス、そしてエディ・マーフィーらトップスターたちが観客として見守る中で行われた。「ストレイ・キャット・ブルース」や「ノー・エクスペクテーションズ」、そして「エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ」などの数々の名曲が披露され、ファンたちは特別な時間を共有した。

アルバムに収録されるポール・セクショトンのライナーノーツで、メンバーたちは当時について言及している。「ツアーすべてを、お決まりの内容のショウで乗り切りたくなかった。思いもよらない曲をやりたかった」(ロニー・ウッド)「……その方が、観客にとってもバンドにとっても、より面白いし。今まで以上にセットリストを作るのに時間をかけて考えているよ」(ミック・ジャガー)「ツアー中に、天気が悪かったり、バンドの半分くらいが何らかの理由でダウンしていたりすることも、時にはある。でもそういう明らかに憂鬱な日を除いては、驚くほど新鮮な感覚がみんなの中にある」(キール・リチャーズ)

『ライヴ・アット・ザ・ウィルターン』はザ・ローリング・ストーンズのファンたちがワールドツアー当時の興奮を感じることができる作品であるに違いない。昨年結成60周年を迎えて、なおロック界の最高峰に君臨し続けるザ・ローリング・ストーンズに今後も目が離せない。

【商品情報】
ザ・ローリング・ストーンズ
『ライヴ・アット・ザ・ウィルターン』
発売日:2024年3月8日(金)発売

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