兵庫県は11日、県内198の定点医療機関から1～7日の1週間に報告があった新型コロナウイルス感染者は964人で、1医療機関当たり平均4.87人だったと発表した。前週比1.11倍で、7週連続の増加となった。インフルエンザ感染者は1機関当たり9.91人で、前週から半減した。
新型コロナの政令・中核市の定点当たりでは、神戸市＝2.21人▽姫路市＝4.37人▽尼崎市＝3.67人▽西宮市＝2.07人▽明石市＝3.18人－だった。県健康福祉事務所では赤穂管内の17.17人が最多だった。
10日午前0時時点の入院患者は、三が日明けから急増。前週比222人増の502人となり、うち重症者は4人増えて7人だった。
県感染症対策課によると、子どもに多いインフルエンザ感染者は、年始の医療機関休診の影響を強く受け、大きく減ったとみられる。（井川朋宏）
