矢板でイベント「学校で遊ぼう!」14日に 高校生団体と矢板東高生社長の会社がタッグ

イベントへの参加を呼びかける大山さん(右)と中村さん

 【矢板】高校生団体「YAITA ALL DIRECTIONS(ヤイタ・オール・ディレクションズ、YAD)」と矢板東高生が社長を務めるイベントの企画・運営会社「Grow(グロウ)」(那須烏山市)は14日、旧長井小でイベント「学校で遊ぼう!」を開催する。中高生と児童・幼児、地域間の交流を図る。

 YADの大山成美(おおやまなるみ)代表(16)とグロウの中村由梛(なかむらゆな)社長(17)は共に同校2年生で昨夏、「総合的な探求の時間」で同じグループとなった。まちづくりをテーマに企画を構想する中で、互いの経験を踏まえて実践することにした。

 「普段触れ合う機会の少ない高校生と小学生が交流する機会をつくりたい」という大山さんのコンセプトやアイデアを、中村さんが実施計画に落とし込んだ。

 当日はYADメンバーを中心に中高生約20人が指導役となって、絵馬に願い事を書いたり、たこを作って校庭で揚げたりする。高校生カフェ、那須烏山市のハンドクラフト工房のワークショップも行われる。地域住民も餅をつくなどして協力するという。

 大山さん、中村さんは「高校生と子どもたちが一緒に遊び、思い出づくりができれば」と来場を呼びかけている。

 午後1~4時。無料(カフェは実費負担)。(問)中村さんメールgrow3330@gmail.com

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