能登半島地震 被災者支援のため公営住宅を無償提供する動き広まる 千葉

能登半島地震 被災者支援のため公営住宅を無償提供する動き広まる 千葉

 千葉県知事も力を入れるとした被災者の一時的な受け入れ先として、公営住宅を無償提供する動きが広がっています。

 千葉県は、千葉市内や東葛・葛南地域など、都市部を中心に県営住宅80戸を無償提供します。

 松戸市は、相模台や新松戸などにある市営住宅7戸を準備しています。

 船橋市は、大穴南団地や馬込町団地などの市営住宅5戸を、柏市も塚崎団地などの市営住宅5戸を無償提供します。

 このほか、市川市が4戸、我孫子市と習志野市、それに鎌ケ谷市がそれぞれ2戸の市営住宅を無償提供すると発表しています。

 いずれも住宅が損壊した被災者を対象に、罹災証明書などを提出すれば最長で1年入居できます。

 家賃や敷金が免除され、光熱水費は自己負担になるケースが多くなっています。

 自治体の中には、被災した人やその家族から詳細を確認する問い合わせが数件寄せられているということです。

© 千葉テレビ放送株式会社