中学校長がセルフ式コーヒー多めに注ぐ 高砂のコンビニで見つかり、通報される

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 高砂市立中学校の校長が昨年12月、市内のコンビニエンスストアでセルフ式のコーヒーを購入した際、注文より多い量のコーヒーを注いだとして、兵庫県警高砂署から事情聴取を受けたことが11日、分かった。市議会文教厚生常任委員会で市教育委員会が報告した。

 市教委によると、校長は12月21日、レギュラーサイズのコーヒーを注文し、ラージサイズのコーヒーを入れて店の外へ出た。車に乗ろうとした際に店長から声を掛けられ、警察に通報された。1度目ではないといい、市教委の聞き取りに対して事実を認め、反省しているという。

 学校は昨年末に緊急の保護者説明会を開いた。3学期の始業式では全校生徒に教頭が事情を説明し「今回の件で地域や保護者、生徒に迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪した。校長は事案が起きて以降、休暇を取っている。(中川 恵)

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