ヤクルト山田「キャリアハイを」 昨季低調、巻き返し期す

自主トレでキャッチボールするヤクルト・山田=松山市

 ヤクルトの山田哲人内野手が11日、松山市で練習を公開した。昨季は105試合出場で打率2割3分1厘、14本塁打、40打点と低調だっただけに、「技術的な面も見直したい。(目標は)キャリアハイ、それくらいの気持ちでいる」と意気込みを語った。

 プロ14年目で、通算1500安打まで12本、300本塁打まで15本、200盗塁まで6個に迫っている。今季は節目の記録ラッシュが期待され「(一気に)達成しないと駄目」と口調を強めた。

 一緒に練習している4年目の内山壮真捕手は、富山県へ帰省した際に能登半島地震を経験したといい「しっかり結果を残して何とか(被災地の)力になれれば」と語った。

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