2戦2勝馬よりもキャリア1戦or3戦馬のほうが勝っている3歳GⅢ【京成杯】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去10年データ分析!

京成杯(日曜・中山)

3歳馬による芝2000m戦、GⅢ。

過去10年、1番人気は〔331〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔101〕。

6番人気以下〔236〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。

馬連3ケタ2回に、万馬券1本。

10年で9回は1、2番人気のいずれかが馬券圏内に。

その一方で、9年連続で6番人気以下の伏兵が馬券圏内に来ています。

ステップレースを見ていきましょう。

GⅠの朝日杯フューチュリティSから〔100〕。7着馬。

ホープフルSから〔112〕。GⅡ時代は2、3着の馬、GⅠになってからは11着と6着の馬。

GⅢの京都2歳Sから〔010〕。5着馬。

OPの萩Sから〔100〕。5着馬。

ジュニアCから〔010〕。7着馬。

1勝クラスの葉牡丹賞から〔221〕。連対馬。

エリカ賞から〔102〕。3着以内の馬。

新馬勝ちから〔413〕。3番人気までで勝ち上がった馬が7頭、6番人気が1頭。

未勝利勝ちから〔042〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。

勝ち馬10頭すべて、前走は芝1800mか2000mを走っていた馬。

また、馬券圏内30頭中、28頭が近2走のいずれかで勝っており、残る2頭もいずれかが2着でした。

連対20頭中、12頭に芝2000mでの勝ちがあり、7頭に芝1800mでの勝ちがありました。

例外の1頭は、芝1800mの重賞2着馬です。

牝馬は〔010〕。当日1番人気に押されていました。

最後に、キャリア5戦以上の馬は3着に1頭いるだけ。キャリア1戦と3戦の馬が4勝を記録しています。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

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