【プレミアリーグ 第21節 プレビュー】主力不在の首位リヴァプールはここから正念場 アーセナルは連敗脱出なるか

写真:長期離脱から復帰したデ・ブライネ

日本時間1月13日から15日、および1月20日から23日にかけて、プレミアリーグ第21節の10試合が行われる。ウィンターブレイクに代わる休暇を与えるために5試合ずつ2週に分けて開催する変則日程の節となる。マンチェスター・シティが復調の兆しを見せる中、遠藤航やモハメド・サラーらが不在の首位リヴァプールはここからが踏ん張りどころとなる。
 

◉注目カード

■ニューカッスル vs マンチェスター・シティ
公式戦3連勝中のマンチェスター・シティは、ニューカッスルとのアウェーゲームに挑む。首位リヴァプール追走に向けて何よりの朗報は司令塔ケヴィン・デ・ブライネの戦列復帰だ。さらにジェレミ・ドクも復帰済みで、エースのアーリン・ハーランドもこの試合から復帰する可能性がある。直近32回の直接対決では26勝5分け1敗と圧倒している相手なだけに、確実に勝利を収めて翌週に試合を控えるリヴァプールに圧力をかけたいところだ。

■アーセナル vs クリスタルパレス
直近の公式戦3連敗中と苦しい試合が続くアーセナルは、ホームにクリスタルパレスを迎える。オレクサンドル・ジンチェンコやガブリエウ・ジェズスなど主力にケガ人を抱えるうえ、冨安健洋とモハメド・エルネニーがAFCアジアカップとアフリカネイションズカップ参加のため不在。最終ラインの人材不足も懸念点ではあるが、3連敗の間にわずか1ゴールという得点力不足を解消しない限り、苦戦は免れないだろう。首位リヴァプールとは5ポイント差がついているだけに、これ以上、引き離されるわけにはいかない。

■ボーンマス vs リヴァプール
首位リヴァプールは分散開催2週目の現地時間1月21日にボーンマスとのアウェーゲームに挑む。大エースのモハメド・サラー、中盤の要として存在感を高めている遠藤航がアフリカネイションズカップとAFCアジアカップで離脱するのに加え、ドミニク・ソボスライとトレント・アレクサンダー=アーノルドも負傷離脱と、陣容的にはかなり厳しい。前線ではダルウィン・ヌニェスやルイス・ディアス、中盤ではアレクシス・マクアリスターらが中心となり、ハーヴェイ・エリオットら若手も加えた既存戦力で乗り切りたいところだ。

■その他の見どころ
2位アストンヴィラはエヴァートンとのアウェーゲームに挑む。エヴァートンはファイナンシャル・フェアプレー違反により10ポイントの勝ち点剥奪処分を受け、その後から開き直ったかのような快進撃を見せていたが、直近のリーグ戦では3連敗と勢いに陰りが見えている。アストンヴィラとしては確実に勝利を収めて上位争いを持続したい。マンチェスター・ユナイテッド vs トッテナムも注目の一戦。ともに多くのケガ人を抱えており、その中の何人かはこの試合で復帰する可能性もある。どこまで主力をそろえた状態でキックオフを迎えられるかがカギとなるだろう。
 

◉プレミアリーグ 第21節 試合日程

1月13日(土)
4:45 バーンリー vs ルートン・タウン
21:30 チェルシー vs フラム

1月14日(日)
2:30 ニューカッスル vs マンチェスター・シティ
23:00 エヴァートン vs アストンヴィラ

1月15日(月)
1:30 マンチェスター・ユナイテッド vs トッテナム

1月20日(土)
21:30 アーセナル vs クリスタルパレス

1月21日(日)
2:30 ブレントフォード vs ノッティンガム・フォレスト
23:00 シェフィールド・ユナイテッド vs ウェストハム

1月22日(月)
1:30 ボーンマス vs リヴァプール

1月23日(火)
ブライトン vs ウルブス

※時刻はすべて日本時間

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