ボーイ・ジョージ、糖尿病の薬で減量告白 長年自身の体型に悩み 「今や痩せ型だ」

イギリスの超有名ミュージシャンのボーイ・ジョージ(62)が、糖尿病の薬を使って体重を落としたという。長年自身の体型に悩んでいたというジョージ、新たな回顧録『カーマ』の中で、2型糖尿病の薬でハリウッドスターらの間で大流行しているオゼンピック(セマグルチド)を使用した後、同疾病の新薬マンジャロ(チルゼパチド)に変更したことを告白している。

ピープル誌によると、同書の中でジョージは腹部の皮膚を引き締める美容整形手術をした後、同薬を使うようになったことをこう明かしている。「人生の大部分で体重に関する悩みを抱えてきた。世間やメディアの監視の目にさらされていることとは関係ない」「多少のぜい肉ができた時でさえ、『そこまで大きいわけじゃない』と言うことに誰もが罪深く感じている」

そして食欲を抑えられず、同薬の力を借りて、「ようやくコントロールできるようになった」と感じているようで、「僕はマンジャロを使っている。皆もそうだろうか。昨年太っていた誰もが、この摩訶不思議な薬で今や痩せ型だ」と続けた。

また、腹部の美容整形は2015年から18年にかけてされた髪の毛の移植から間もなくして決行、今までで最も痛い体験で、その直後にシンディ・ローパーとツアーを続け、身体には血液バッグを取り付けていたそうで、「以前メタボリック・バランス・ダイエットで7ストーン(約44キログラム)落としたら、伸び切った皮膚を取り除かなくてはいけなかった」とジョージは同書の中で話している。

そう認めているにもかかわらず、顔には美容整形を施していないとして、ジョージはこう続けている。「ボトックスをしたことは一度もない。ショービジネスの中で自分自身の顔でいるのは僕だけかもしれない」「年を重ねることは怖くない。本来の自分自身に成長してきたって思う。自分をよりセクシーに感じるというのは変に聞こえるかもしれないけど、実際そう感じるんだ。長年冗談を言っていたよ。「60歳でセクシー」って。これが僕の目標だったんだ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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